コラム
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建物対策
■どの程度の地震に耐えられる建物か知っておく
・木造住宅(主に一戸建て)
2000年以前に建設された建物は耐震診断を実施し、建物が傷んでいる場所を確認したり、図面上での耐震性能を数字で把握し、低い耐震であれば補強工事を検討してください。
・鉄筋コンクリート住宅(主にマンション)
1981年より前の旧法で建設された建物は耐震診断を実施し、図面上での耐震性能を数字で把握し、低い耐震性であれば補強工事を検討してください。
家具の対策
家具が転倒しないよう、家具は壁や天井に固定しましょう。
また、寝室や子供部屋には出来るだけ家具を置かないようにしましょう。
置く場合は、なるべく背の低い家具にするとともに倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう家具の向きや配置を工夫しましょう。
手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、音の出るもの(笛など)を備えておくと良いでしょう。
・タンス・・・床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定する。
・食器棚・・・L字型金具やワイヤーなど壁に固定し、開き戸には開かないように留め金を付ける。
・本棚・・・L字型金具やワイヤーなど壁に固定し、重い本は下の段に置くようにする。
・テレビ・・・粘着マットを敷いて転倒を防ぐとともに、機器の裏側をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定しておく。
・冷蔵庫・・・裏側をワイヤーなどで壁に固定する。
・窓ガラス・・・強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを張ったりする。
非常用持ち出しバック
飲用水、食品、貴重品、救急用品、ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手、懐中電灯等を入れておきましょう。
もし、家族と連絡を取るには災害時は携帯電話で連絡を取るのはとても難しくなるので災害用伝言ダイヤル「171」に電話をかけると伝言を録音ができ、自分の電話番号を知っている家族などが伝言再生することができるので、家族内で周知しておくと良いでしょう。
営業時間09:00~18:00(水曜定休)